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聞仲(封神演義)

封神演義 完全版 1 (ジャンプ・コミックス)封神演義 完全版 1 (ジャンプ・コミックス)
(2005/07/04)
藤崎 竜

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皆様、封神演技という漫画を覚えてはいますか?原作は小説ですが、ジャンプにて藤崎竜先生が連載していた漫画です。
今や日本のMANGAは世界に飛び出していますが、私もご多分に漏れず漫画愛読者です。


その中でも封神演技は全巻集めたこともある、お気に入りの漫画。
封神演技と言えば、内容が濃い割に20巻程度で収まった、近年のジャンプだったらあり得ないコンパクトさに、矛盾も少なく過度なインフレもないことで評判の少年漫画。(実際はインフレありましたがね。)


その中でも「聞仲」というキャラは中ボスとして描かれているのですが、敵の中で彼が最も印象に残っている読者も多いのではないだろうか。強さ的にも作中最強ではなかったのですが、描写としては読者に与えた絶望感は作中最大
似た立場の中ボスとしては「鋼の錬金術師」のキングブラッドレイがいらっしゃいますね。


また、敵ながらまっすぐな信念を持っており、彼に共感する読者も多く人気もとても高かった。



そんな聞仲様。
では実際聞仲はどんな人間なのか?
まず、彼は元々は特別才能を持った人間ではありません。この漫画では特殊な才能を持った人間は「仙人」と呼ばれているのですが、聞仲は単なる人間でした凡才です
しかし、大変厳しいトレーニングを重ねた結果、「仙人」になることができ、その後は「金鰲島」という集団の最高実力者になり、「殷」という国家の中枢に入る程の大出世を遂げる

凡人からの成り上がりという時点で読者の共感を生む素材としては十分すぎる。



しかし。
このおっさんを過大評価をしてはいけません。
自分の力でのし上がった雑草系の人物ですが、のし上がった後の彼は単なる老害です
しかも単なる老害ではありません。自分を正義と信じる、スーパー老害。老害中の老害。老害界のスーパーエリートです。


聞仲は「殷」という国家の中枢・ブレーンであり、「殷」はまさに聞仲の力によって成長したと言っても過言ではない。
しかし、自分が作り上げたものに愛着が湧きすぎたのでしょう。。。。。
「殷」が腐敗して明らかに崩壊しかけており、もう再建のしようがない状態であるのに、聞仲は「殷」にしがみつきます。しかも、問題はこいつ、それを正義だと信じて疑わない部分です
怖い怖い。


そんな聞仲さん、いや、老害さんの名言としてよく取り上げられるのが。。。。


「理想を語るには、それに見合う実力が必要だ」

一見物凄くまともなことを言っていて、正論だと思ってしまうが。。。。。

実際は単なるヤンキーの論理です。単なるジャイアンです。


そもそもこいつ、実際に国家を一つ腐敗させて崩壊させたんですよ???
こいつにとっての実力って、、、、、、何???


それにこの台詞を自分より遥かに年下の主人公・太公望に言っているのですが、、、、、
自分より遥かに歳が下の人間にムキになって言う台詞ではない。
太公望の方が余程大人です。


その太公望は老害さんに対して、、、
「聞仲!おぬしも殷も老いたのだ!!いま人間界に必要なのは若き風であろう!!!おぬしは消えよ!!!」⇦テラ正論

老害さんはこれを受けて、、、
「そこが夢想だというのだ!!!そのような幼く浅い思想を持ったおまえに・・・人間界は渡せぬ!!!」⇦あなたが現実を見て下さい。



こいつの言う実力とは、単なる暴力です。実際こいつは作中でも中盤まで突出した力を持っています。
禁鞭(きんべん)という、作中でも最強レベルの武器を使います。
ちなみにこの禁鞭、相手を鞭でペチペチ叩きまくるというだけのクソ武器ですが、シンプル故に最強というよくわからない論理で、無双しまくります



自分の言うことを聞かない主人公勢を、「言うことを聞かないお前らは不要」というジャイアンもびっくりのとんでも論理で、大量虐殺を行います。



しまいには、自分が所属している組織の「金鰲島」も「殷」には不要ということで、裏切る気満々のとんでも野郎です。


ただ、あまりにも強すぎて実際に自分の理想を無理に押し通すことができる。間違っているのに。
そんな老害さんが自分の理想を実力押し通している、絶望的なコマ。

1.jpg


「余力を残して戦うのは。。。。死にゆくものに対して失礼だったな。」
「だが私が本気を出した以上。。。。仙人界は今日滅亡する!!」(リアルに滅亡寸前に追い込まれました。


絶望感を味わうためにアップでもう一回。

2.jpg


ー仙人界終了のお知らせー




まあ、でもさ。悲しいけど戦争だもの。お互いが自分の思う正義をぶつけ合うしかないのよ。


と思いきや、、、、、

3.jpg


親友である黄飛虎に
『もう 俺とお前の殷は失くなっちまったんだ・・・』
『もう ねぇんだよ・・・』


と言われた結果。。。。。

4.jpg


『私が取り戻したかったのは殷ではなく・・・』
『飛虎のいるかつての殷だったのだ・・・』


どうやら、自分の目的さえしっかり理解出来ていなかったようです。



おい、大概にしとけよこの老害




ちなみにこいつの勘違いによって仙人界が受けた打撃⇨基地ほぼ全壊、主戦力含め仙人界の仙人ほぼ全滅。。。。。。



おい、大概にしとけよこの老害




大事なことなので二回言いました。








しかし、封神演義という漫画は本当によく出来ていました。
そしてその中で大きな役割を老害さんが担ってくれていました。



とにかくあまりの強さで、絶望感はフリーザ級




何より倒し方が良かった。




ジャンプの最強キャラの倒し方と言えば、主人公覚醒⇨無双が黄金パターン。



最近で言えば、
チート能力の愛染さんを、ちょっとした修行で雑魚にまで貶めたBLEACH。
「This way」の名言と共に、一周回ってなぜか納得できてしまう「ゴンさん」の覚醒を演出したハンターハンター。


しかし、封神演義は違う。
最後まで老害さんは強すぎた。



老害さんを倒した手順

①主人公サイド主力の12人のうち9人(だっけ?)の命を使って特攻(内二人は無駄死に)⇨核爆発に巻き込む⇨超合金でガード、ダメージはある程度受ける
②モブが三人がかりくらいで攻める⇨瞬殺、無傷
③主人公サイド最強の、重力を操る爺さんと戦う⇨大ダメージ⇨気合いで乗り切る
④王天君という鬼畜キャラに酸の雨+精神攻撃+親友を目の前で失うというコンボ攻撃を食らう
⑤主人公と殴り合い
⑥最後、崖から身投げして自殺。。。。


主人公サイドが総力を挙げて立ち向かい、徐々にダメージを与えていったのです。
しかし、結局誰も一対一では老害さんには勝てなかったのです。


実に納得のできる倒し方。




現実感のあるレベルでとんでもなく強いキャラというのはやはり魅力的ですし、作品貢献度が高いですね!!
老害さん、、、、、、いえ、聞仲さん大好きですよ!!
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