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マイクマイニエリ・マイケルブレッカー率いるバンド、ステップスアヘッド。
このアルバムはマイケルブレッカーが「EWI」という電子サックスみたいな楽器を使い始めたこともあり、音楽性的にも電子的になったと言える。ベースも今までウッドのエディゴメスからエレベのヴィクターベイリーへと代わっている。
この時期のステップスのライブをYoutubeで見たんですが、それはもう
どこかの怪しい新興宗教団体かと思いました。
その時のメンバーは
マイニエリ・ブレッカー・マイクスターン・スティーブスミス・ダリルジョーンズ
ちなみにこれ。
マイニエリは完全に
教祖の装い。
ダリルジョーンンズは上下白で
完全に信者。
あとスティーブスミスが
ハゲじゃない。
まあそんなことは
どうでもよくて、
アルバムの話。
一曲目のTrainsはお気楽な感じの曲調で、まあ
普通にいい曲。
二曲目のBeirut。私的にはこの曲が一番好き。とりあえず、
テーマが気持ち悪い。マイニエリのヴィブラフォンとブレッカーのEWIの音色が相まって怪しい雰囲気を作り出しています。ベースラインもずっとワングルーヴのこれまた気持ちが悪いフレーズ。
そしてテーマが終わるとブレッカーのEWIソロ。相変わらず怪しい雰囲気で、
この曲盛り上がるのか??と心配になってくる。
と思ってたら、ソロ途中からコード進行が変わって何やら急に感動的な雰囲気に!!!!????
続くマイニエリのソロも同じパターンで展開しますが、
不覚にも感動しそうになる。
あんなに気持ちが悪い曲がいつのまにか、
そこらのJPOPより泣ける曲に、、、、
こいつらあなどれない、、、、
他の曲は、、、、5曲目のMagnetic Loveはボーカルが入ってAORのような曲調です。
シングルヒットでも出したかったのでしょうか。
その目論みは
見事に外しています。
やめておけ。
フュージョンファンとしたら6曲目のSUMOも外せませんね。またしても
気持ちが悪いシーケンスフレーズ。
こいつら、
気持ち悪い曲作るの上手いな!!さすがに、トッププレイヤーを集めているだけあって名盤といえる内容。
気持ち悪い曲もあり、さわやかな曲もあり、アルバムとしてバランスが良いと思います。
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